工房そらの高木由美の作品を燈仄会に出展しています。
生命の樹ー祈りー
素材はアンティークガラスにグリザイユを吹き付け筆で光の部分をとっていくという
技法で焼きつけたものです。樹の中に夏の星座(宇宙)を描き、宇宙の営みに比べれば
地球の営みは花火、せみ、ほたるに象徴されるように一瞬の命、だから余計輝きが心に
届くような気がしてならない。その命が永遠に輝く事を祈りながら制作しました。
モザイク作品
素材(ガラス)
八年前に、イタリアのラヴェンナのガッラ・プラティディアの霊廟を訪れました、
鳩、魚はキリスト教の最も古い象徴です、ー渇きを癒す鳩ー
モザイクほ芸術を表現する最も古い手法の一つです。5世紀の人がどのように作ったかを体現してみたかった。しかし、ローマのモザイク職人はモザイクを表現手段という枠を越えて建築空間の色彩装飾の中心要素としていたようです。
生命の樹(七宝)
日本七宝作家協会国際展奨励賞受賞作品
生命をテーマに作品を作って20年近くになります。
ある時、うちの小さな庭のバベの樹に鳩が巣を作り雛を孵しました。
巣立つ時一生懸命に飛び方を教え、巣立っていきました。
其のあと親鳩が来て、子供を探していました。夫婦が助け合い、又、子供への
愛情の深さを教えられました。この作品は命を育み、鳥が木の実を啄ばみ他の
地に落としたのが、又、芽が出てという、命の循環を表現したつもりです。
●場所 : 倉敷市立美術館 : 1階
●期間 : 2013年6月25日~6月30日
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